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活動報告

日吉ITC

日吉キャンパスには、学部では文学部、医学部、薬学部の1年生と経済学部、法学部、商学部、理工学部の1、2年生が在籍して基礎教育を受け、大学院では経営管理研究科、システムデザイン・マネジメント研究科、メディアデザイン研究科の大学院生が在籍して高度な研究を行っている。さらに、日吉キャンパスには一貫教育校の高等学校や普通部、蝮谷の体育設備や下田地区の体育会施設などがあり、幅広い機能を有している。

日吉ITCでは、パソコンを使用した情報処理や統計データ処理などの基礎教育や語学教育のためパソコン教室の管理運用を行う他、教育研究にネットワーク・コンピュータを使用できるようパソコン室(自習室)や無線LANを含めたキャンパスネットワークの管理運用を行っている。また、コンピュータの利用は初心者には困難を伴うことがあるため、パソコン室やメディアセンターのPCエリアにてヘルプデスクサービスを提供していて、幅広い用途で寄せられる問い合わせに対応している。一貫教育校の支援では日吉キャンパスの2校に加え、横浜・江田にある横浜初等部の支援も担当している。

2014年度は事業計画に基づき、次の事業を実施した。

日吉ITCが毎年度行う主要事業の1つにパソコン等の設備の更新がある。2014年度は教室の教卓への設置や教員への貸出に使用しているパソコン、第7校舎703教室設置パソコン、教員貸与パソコンを更新した。

2014年度の活動で特記すべきは業務体制を見直してヘルプデスク体制を強化したことである。従来ヘルプデスクはシステム管理運用担当者が兼担していたため、システム管理運用の都合でサービスレベルが左右されることがあった。また、日吉ITCが提供するサービスを対象とするヘルプデスクとは別に、教員向けにコンピュータ利用全般を支援するIT活用支援サービスを提供していて、より合理的にサービスを提供する余地があった。そこで、IT活用支援サービスも含めてヘルプデスクとすることとし、ヘルプデスク業務のみを担当する者を新たに置くこととした。また、教員貸与パソコンの更新にあたり、データ移行を円滑に行えるよう期間を限定してヘルプデスク担当者を増員した。

一貫教育校支援では、通常支援以外に2014年度に特記すべきこととして、普通部の本校舎建替えへの支援がある。2013年度から建設されていた本校舎が竣工したのを受け、ネットワーク工事と無線LAN基地局の設置を支援した。無線LANの整備にあたっては、全ての階の全ての教室をカバーできるように基地局を設置し、特に一度に約40台のタブレットが同時にネットワーク接続する想定の教室には室内に基地局を複数設置して需要に耐えられるように設計した。

また、日吉キャンパス内各校舎を結ぶ光ケーブルが敷設後20年近く経過し規格が古くなっていることから、2014年度に新たに光ケーブルを敷設した。これは2015年度に「慶應情報スーパーハイウェイ第6期」としてネットワーク機器を更新することに備えたもので、今後より高品質のキャンパスネットワークを提供できる見通しである。

最終更新日: 2015年9月24日

内容はここまでです。