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活動報告

湘南藤沢ITC

湘南藤沢キャンパス(SFC)は、広大な敷地に自然と先端技術が調和する未来型キャンパスをコンセプトとしており、総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部の 3学部と、政策・メディア研究科、健康マネジメント研究科の大学院2研究科が設置され、約5,000人の塾生が教育研究活動や学生生活のさまざまな場面において、キャンパスネットワークシステムを利用している。湘南藤沢ITCは、情報インフラの運用・管理、および各種ネットワークサービスの提供や利用支援を行っている。

2012年度上半期には、SFCのキャンパスネットワークシステム(SFC-CNS)として運用している、看護医療学部・健康マネジメント研究科の教員向けノートPCやCNSを構成するネットワーク機器、高画質なデジタル映像編集環境を提供するPC等の整備を行い、システムの高度化および経年による障害発生率上昇への対応を実施した。また、認証システムを安全性の高い仕組みに変更し、パスワード文字長についても最長128文字対応として、セキュリティ強化対策を行った。

年度後半には、VPN装置等の機器の整備を実施するとともに、M館(メディアセンター)1F機器室~τ館(大学院棟)2F保守室間の光ファイバ増設等の基盤整備を実施した。また、学生用ファイルサーバのハードディスクドライブ(HDD)の多重障害による不具合が複数回発生したため、HDDの全数予防交換を行った。無線LANについては、環境の変化によると考えられる接続不良の問い合わせが多数寄せられたため、個別に対応を行うとともに、翌年度の無線LAN機器整備に向けて、無線LAN環境調査を開始した。

大学院政策・メディア研究科ネットワークシステム(SFC-ERNS)では、運用支援を行うとともに、仮想化技術を利用したVPS(Virtual Private Server)サービスの試行を5月に開始した。

この他、SFCでのサイトライセンスソフトウェア利用提供、遠隔授業支援、ノートPC講習会やガイダンスの実施、SFC CNSガイド(日本語版、英語版)の刊行、システム利用相談や問合せ対応等を行った。

湘南藤沢中・高等部においては、ネットワークシステムの通常の運用支援に加え、夏季にファイルサーバ、各種サーバ、AVC-A教室設置PC、教員用PC等の整備支援を行った。

SFCでは、新カリキュラムの導入や未来創造塾事業の展開による、新しい形の教育・研究が検討されている。期待される最先端のサービスをこれからも安定的に提供していきたい。

最終更新日: 2015年9月25日

内容はここまでです。