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提言

2015年芝共立ITC雑感

芝共立ITC 所長:鈴木 岳之


芝共立ITC所長の私が言うのもなんだが、薬学部のネットワーク環境はユーザーにとって使いやすい状況にあるといえるのではないだろうか。芝共立キャンパスの特徴は、他地区と異なり、基本的に単一学部(薬学部)しかなく、以前からの歴史的背景(それほど仰々しいものではないが)から、ITCがそのネットワーク全体をほぼ管理・把握することができているということにある。また、これも自分で言うことではないかもしれないが、薬学部の所属する学生・大学院生は概ね非常にまじめで、ルールに対してもきちんと対応してくれる人が多い(もちろん、教職員も)。このように、薬学部においては、人的要因によるネットワーク関連のトラブルは多くない。もちろん、全くないわけではないが、悪意を持ったトラブルというものはない。

だが…。だから、平和に日々を送れるかというと、世の中はそれほど甘くない。私は所長として比較的、のほほんとさせてもらっているが、ITCの所員の皆さんはもちろん、こんな所長のていたらくにもかかわらず、常に芝のIT環境の維持のため、努力を怠ることはない。本当に感謝しています(などと言っていてはいけないのは重々承知しているが)。

ネットワーク管理という仕事においては、ユーザーの方が、何ら意識することなくIT環境を使用できるという状況を維持することが最も重要だと考えている。

個人的には、芝においてもeduroamの使用が可能となったことが最も利便性の上昇となったと感じている。これまで、このような新たな環境・技術の導入は、芝は遅れることがままあったのだが、そのような点からも、芝およびITC本部所員の皆さんの努力を私は最も実感している。目立たないことが最も美徳となるという、ものすごく日本的な組織であることにちょっと誇りを感じてしまう。

最終更新日: 2016年9月24日

内容はここまでです。